タキのこと

わたくしは、基本的に引きこもりですから、普段は作業所と部屋を行って帰ってくるだけの生活を送っています。作業所から帰ってきて、何やってるかなぁと考えてみたところ、なにもやってないことに気づきました。今でこそ、つらつらとブログなどを書いて過ごしてますが、今までホント、ラジオを流してボンヤリ椅子に座って、ボーッとしてるだけ。17時くらいには夕食を食べ、20時頃には、もう寝始めたり。

そんなわたくしの慰さめ。猫のタキの事を書きたいと思います。もう一匹のチキはおいおい。
タキは、今から13年前にやってきました。生後2カ月位の500g位でした。その頃わたくしは、一人暮らしをしていて、仕事も辛く、プライベートも充実せず、なんとなく薄ら寂しい感じがありました。立ち寄ったスーパーの貼り紙をふと見ると、『猫差し上げます』と書かれてました。わたくしは、何気無く電話してしまったのですね。

その当時、住んでたアパートはペットは飼えませんでした。それでも、やってきた仔猫のタキは、それはそれは愛らしく、見てしまったらもう駄目でした。即座に飼うことを決めました。タキという名前は、好きな作家のレイモンド.チャンドラーの飼っていた猫の名前がタキといい、そこからいただきました。タキは、キジサバの雌で、目がとても大きい猫です。今でこそ、13歳になり少ししょぼくれてますが、体躯も良く、大変美しい姿形をしてました。


特筆すべきことは、わたくし以外の人は全く寄せつけないことです。タキを飼った一年後には元旦那さんと暮らし始め、それから11年間いっしょでしたが、元旦那さんを相当嫌ってました。虐めるとかそんなんじゃなく、全くわたくしオンリーなんですね。それは誰にでもそうです。前回書いた母の入院の時に実家に連れて帰った事を含め、6回程転居しましたが、どこでもスムーズに慣れ、猫は家につくとか言いますが、タキは人につくんだなあと思う次第です。

では明日も、タキの話の続きをば。