パーフェクトデイズ

12月22日から、ヴィム・ヴェンダース監督で役所広司主演のパーフェクトデイズが始まった。

近くの映画館で上映することになり、
どうしても行きたくて、結局行けたのは、クリスマス前の土曜日の23日だった。
音楽をやってる友人と行ったのだけど、映画館は無茶苦茶多かった。
それでも、観たい映画は満員でもなく、そこそこ多いといった感じ。

わたしは兎に角、ヴィム・ヴェンダース監督が大好きなので、とても楽しみにしていた。
観た感じ、裏切らなかった。 
ただ、東京観光のような、日本人のナショナリズム歓喜させるような、
そこが、うーん、ちょっとなーと思った。
しかも、プロデューサーが、ファーストリテイリングの柳井康司だった。

しかし、内容はそれらをも凌駕するほど良かった。
毎日を同じように生きている、役所広司扮する主人公。
シンプルに孤独に、でも、日々楽しみはある。
なにしろ、使われてる音楽がすごく良いのだ。
ルーリード、ニーナシモン、ヴァンモリソン、金延幸子

かっこいい!
ゾクゾクするというのはこういう映画を言うのだ。