魔の刻

昼間はいつまでも寝てるから、夜中いつまでも起きている。
夜中に起きてると、魔の刻が始まる。
人の嫌なとこをあら探ししたり、過去の黒歴史なんかが浮かんでくる。
あんまり良いことないから、さっさと寝たほうが良いのだけど、しかしまた、この魔の刻も甘美だったりする。
なんとなく、浄化の時間というか、朝はすっかりと忘れている。
わたしの中に、他人に対して、僻んだり妬んだりという感情はないのだけど、なんとなく憐憫のような気持ちが湧いてくるのだ。
ま!余計なお世話なんだけどね。
こんなわたしの方が、憐憫を受けてしまいそうだ。

コロナになって、まだほとんど部屋から出ていない。
なんとなく出そびれてしまった。
何か用事があるわけでもないし、しかし、明日(すでに今日)こそ出よう。

わたしは、一人で時間を過ごすことが、下手なのかもしれない。
寂しがりだし、誰かがいた方が楽しく過ごせる。
だけど、寂しいのと退屈って紙一重なんだよねー。
でも、この寂しがりの性分が、すぐ人と仲良くできるとこなんだよね。
感じの悪い人って嫌い。実はいくら良い人らしくても、わたしはそんな深いとこまで求めてないもん。
興味ある人は、グイグイ行くから。

そんな感じの悪い人たちのことを、夜中に考えたりするのだよな。
さ!もう寝よ