おばさんとの言い争いのワケ

わたくしは普段、テレビは観ません。たまに映画を観たりしますが、基本ラジオを聴くか、本を読むか。後は色々妄想していて、引きこもりの状態で暮らしています。そういうワケで、今日も病院に行った以外は部屋から出ず、つらつらとおばさんのことでも書いてみるかと思った次第です。

 

わたくしは、ご存知の通り生活保護です。最低限の持ち物に囲まれ、それでもどこかミニマリストであらんがごとく、稲垣えみ子さんやアズマカナコさんの暮らしぶりを自分なりに参考にしながら生きていけたら良いな(憧れ)と思ってます。もともと、消費が嫌いでお金をほとんど使いません。また、使うのが苦痛なのです。

 

そんなわたくしに、おばさんがなんと言ったのか。それは、わたしに『仕事をするなら仕事をするような格好したら?今時、洋服なんて安いんだから、家で着るような格好してきなさんな』と言ったのでした。そのおばさんの前職はアパレルです。しかも、年齢も定年前の64歳、そんなおばさんは、50代のわたくしのカジュアル過ぎて、しかもちょっとよれ加減の格好が見っともないと言いたかったのでしょう。わたくしは言いました『キチンと洗濯もしてますし、人からどう見られようとも興味ないんです。どちらかといえば禅の境地のようになりたいくらいです。ミニマリストの世界では、私服の制服化という考えがあって、同じ服を数着買って、洗濯しながら交互に着るっていう考え方もあるんですよ。考え方は人それぞれです』

 

おばさんも、一人暮らしの年金受給者でパチンコが唯一の趣味の方です。人から貧乏ったらしく見られたくないのでしょう。わたくしも、その年齢になったら分かりません。実際、わたくしも生活保護受給者で、それを人に知られるのを恐れます。しかしまた思うのです。これがわたくしの身の丈であるとも。それ程頻繁には服は買えないのです。また欲しくもないのです。統合失調症で、身寄りもなく、生活保護ではありますが、どうにか生きていかないといけないのです。

 

お金では得られないもので、心を豊かにしたい。そんな思いが尚一層強くなった出来事でした。