落ち込んだこと

人間関係って難しいもので、好意を持ってる人に必ずしも好かれない。それだったら苦労はないわけで、片想いなんてなくなるもんね。
なんで、こんなマクラから始めたかっていうと、好意を持ってた高校時代の友人から、嫌われてたのが分かったから。
前々から、実はそうかなぁと思ってたけど、確実に理解した。
良いんだけどさ。結構、傷付いてる。これがさ、どうでもいい人だったら、どうでもいいのだよね。
多分、修復不可能。彼女とわたしには深い溝がある。
これは、思想性の問題までかかわるのだ。実際、生活にも関わってくるしね。
どういうことかと言うと、彼女はお高いセレクトショップをパートナーと経営している。もちろん、センスも良いし、物も良いのだろうけど、わたしの貧乏生活と資本主義を嫌ってる性格と、それを鑑みて相手できる人ではないのだ。
それでも、高校を卒業して早数十年、気になる人ではあったのだよね。都会の真ん中で、セレクトショップ経営してるのに、ナチュラルで飾り気がなく、地味で、おとなしい。
ほんと、良い人なのよ。
彼女の生活が羨ましくて、わたしの僻みで、嫌な事とか言ってたのかもしれない。彼女もこれまでは我慢してたのだろう。
それが、このコロナ禍で経営もキツくなり、イライラしてるところで、わたしに今までのことを、ぶつけたのかもしれないな、と思ってるんだけど、ま 真実は藪の中です。
でも、結構落ち込んでる。
もう、お店も行かない方が良かろう。お金もないんだし、あんな高い服要らないしさ。分不相応だよ。
大体、人それぞれで良いと思うけど、わたしは服はスタメンを幾つか持って、それをローテーションできれば良いのである。
それに、服は処分するのも、相当のエネルギーコストがかかる。服は劣悪な労働も産んでるし、自然にも負荷をかけている。
彼女はそれを知ってるだろうか?知らないふりしてるのかなぁ。
これが気にならなくなる日が来ると思うけど、傷が時々疼くかもしれんね。
わたしも、この話を何人かの知人にした。あまり深く説明しなかったから、色んな反応があったけど、気持ちは少し落ち着いた。人をムッとさせると、なかなか修復できないよねーと言われたのが、そうだなぁと思った。わたしだって、向こうは悪くなくても、合わない人っているもんね。
もう、彼女とは遠い所まで来てしまったんだなぁ。セーラー服の高校生ではないのだよね。