同僚の小説を読んで

最近、色んな事があるような気がしているのだが、一方平凡な日常がただ過ぎてるような気もする。
職場で仲良くなりつつある人が、小説を書いていた。
数冊読ませてもらった。とても、内省的でヒリヒリとした私小説
読んでいて、繊細な人なんだろう。わたしと似たところも感ずる。
しかし、辛口で言うと暇なんだろうと思う。本を読む時間も、自分のことを考えて悩んでたり、それを反芻する時間も沢山あるんだろう。
それは、わたしも同じだ。わたしだって、こんなブログを書いて、自分の思いを吐き出したりしている。

わたしは、もうおばさんになって鈍感になっている。暇を潰すのも、NGOの活動やNPOの活動で過ごしている。
それでも飽き足らない時は、自分の事を考えている。
わたしは自分が大好きだ。ナルシストとはまた別の、自分に愛情を持っている。
自分が幸福になるように、気持ちよく暮らせるように過ごす。部屋を片付けたり、シンプルに生きようと考えたり。
当たり前なんだけど、若い時はそんな事が出来なかった。

若い時は経験値が少なく、考えも浅かったのかもしれないな。
あのときがあるから、今がある。

その同僚の小説を読んで、気持ちが若いときを思い出して、揺れたのだけど、また日常に戻れば良いのだ。
シンプルに生きよう。